園芸種子部

 園芸用種子のこれまでの品種の選抜や育種は主として農業生産者の利益につながるものでした。我々は、農業生産者の利益は消費者の二一ズに合ったものでなくてはならないという観点からこのプロジェクトを発足させました。その一つの成果は10ヶ年以上にわたる独自のスウィートコーン育種で開発した"味来"です。1997年にわずかなサンプル出荷にもかかわらず"フルーツのような新しい甘さ"という大評判を得ることができました。従来のバイカラー品種に比ベサイズは少し小さいのですが、消費者は味来の抜群の甘さ(糖度は17〜18度)と食味に感動したのです。市場における価格はバイカラーよりも2〜3割も高く、若干の重量減を"価値"で上回ったのです。消費者が求める農産物の価値は何か。我々のポリシーはそこにあります。その観点に立って、トマト、ニンジン、オニオン、スイカ、ピーマン、その他の園芸種子を開発してゆきます。消費者への価値のブレイクスルー(革新)こそが我々の未来です。



芝生事業部

 芝生事業部の大きな柱はゴルフ場を中心とした芝生種子や特種肥料の販売と、P.S.システムを応用して芝生の生育をモニターし、グリーンキーパーの方々に水・肥料・農薬の最適なモデルを情報サービスすることです。バブル崩壊、環境面などの制約からゴルフ場の芝管理には低コストでメインテナンスのかからないことがもとめられています。その為には多様な草種(ライグラス、ケンタッキーブルーグラス、フェスク、ベントグラス、バミューダグラス等)の種子を揃えるだけでなく、日本の土壌に合った品種の選抜あるいは開発が求められています。無農薬管理で完壁にトランジションするWOS用種子の"エコトランジット"シリーズやグリーンからフェアウエー・ティーグランドまでゴルフ場の芝の概念を変えてしまうインパクトを持つベントグラスの新品種等に大きい期待を寄せています。芝生事業部の持つ種子や特殊肥料等のハードとP.S.システムのソフトはサッカー場、公園、学校等の公共施設にも広く応用されています。我々はここでも環境と人に優しいエコロジカルなアプローチをしてゆくつもりです。


Home