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■飼料をコストで考えるから損をする
■乾草をやめてデントコ‐ンにしたら 鳥取県大山乳業の倉吉地区の北村さんを訪問した際、「夏場にデントコーンを食べなくなり、バルクが満タンになりません」と相談を受けた。エサのメニユーを聞くと「スーダンの乾草を3〜4s先ず与えて、デントコーンを給与している」とのことなので「スーダン乾草はNDFが高いから、デントコーンを先にやるか、あるいはスーダンの代わりにデントコーンを生草で8〜10s追加して給与したら」と助言した。 北村さんの乳牛はタンパクが十分に給与されていたので、デントコーンの多給は問題なかった。案の定、そのあくる日からバルクは満タンになりはじめたとビックリしておられた。 この例でも解るように、牛は食う能力があるのに食えない(NDFが高い)エサを与えられているから食えないのだ。NDFの低い、エネルギーの高い粗飼料をいかに多く摂取させて、牛の産乳能力を上げる「エナジーコンセプト」こそが利益倍増の鍵なのだ。 乳牛の持つ潜在的な産乳能力に満たない、NDFの高いエネルギーの低い粗飼料を与えるから乳牛は痩せ、繁殖障害も多発するのだ。TDNの生産費が安いから、繊維が高いからと、NDFや「エナジーコンセプト」を無視してはいないだろうか。 所得率5O%にするのは、そう難しいことではない。 「エナジーコンセプト」を正しく理解し、実践すれば、今の乳価でも十分実現できるのです。
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