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■北海道大学・畜牧大系学講座の意味
■酪農は因果関係に時間がかかるだから間違う。 朝日田氏の畜牧大系学の意味は深い。何故なら、草地から飼料としての自給飼料作りには数カ月から数年かかる。そして泌乳のサイクルは400日を超える。草−牛−乳生産のサイクルは長い。だから、草地のパフォーマンス(粗飼料の質)がどのようにして乳量にハネかえるかの、経済的な因果関係をたどるのは、易しいことではない。 エサの栄養や価格について熟知しているハズのコンサルタントですら、とんでもない間違いをおかす。「デントコーンの栄養は、スーダンの乾草とコーンの圧ぺんで代用出来る。アルファルファサイレージは、大豆カスとチモシーの乾草で代用できる」と考えて、買いエサとサイレージの価値を価格だけで比較してしまう。しかも、現場で実践してしまうからコワイ。 こうした、乳牛のルーメンを無視した単純な算数的経済学に、酪農家や現場の指導者ですら、コロリと説得される。栄養的に価値も価格も同しでも「だけど食えるのか」という基本的問題、つまり「乾物摂取量の上がる粗飼料」という乳生産の最重要ポイントを抜きにしている。 ■自給飼料は買いエサでは追いつけない品質のものを作れ。
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